習得言語と底の深さ

ところでアンドロイド開発をやりたいならJAVAだけでいいと思うかもしれない。事実JAVAは必要なんだが、貧弱なハードウェアに機能を圧縮してぶち込むには、メモリー制限のきついアセンブラの学習、そしてコンパイラの中間ファイルがどんなコードを吐き出してくれたかを見た経験がないと、チューニングや問題解決の時に、できる発想が狭くなってしまう。JAVAしか知らないアンドロイドプログラマーは、今はまだ数が少ないから仕事があるが、この先淘汰される可能性は高いかもな。まあ、これは昔から一緒だけど。それでもCobolしかできない人でも最後まで仕事あったからな。何とかなるか。

WEB系の開発をするのでも同様である。PerlだろうがPHPだろうが、比較的理解の容易な言語で、それなりのシステムを作ってしまうことはできる。けどね、PHPしか知りません・・・なんてプログラマが書いたシステムだと俺はちょっと辛い。そういう気質の方は、自分の部下には、持ちたくないし、また下請けとして発注なんかしないと思う。

使えないITの技術者は余ってきているんだよね。でも使えるIT技術者の不足は深刻だ。どういう人生を歩きたいか、ITの仕事をどう考えるかで、学生の今、どこまでやっておくべきか、まあ、考えてみたらいいと思います。

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